特別会計(とくべつかいけい)とは、国または地方公共団体の官庁会計において、一般会計とは別に設けられる、独立した財団的な組織体のことをいう。
平成18年度段階で31の特別会計がある。
歳出額は約460兆円であるが、重複分を抜くと約225兆円である。
(wikipdeia 特別会計より)
疑問:何故そんなものを作るのか?
一例として、道路整備特別会計(いわゆる道路特定財源)で考えてみる。高速道路など、多くの道路は自動車等を持つ人だけが利用できる。従って、自動車を持つ人がその負担を分配するのが自然であり、「国民全体からとった」税金から捻出するのは不自然という事。つまり利益を受ける人だけで負担を行うという考え方(これを受益者負担)から来たもので、特定の人からお金を貰い、特定の目的に費用を当てるのが特別会計である。・・・ただ道路について言えば、普通は誰でも道路を利用すると考えるのも自然であるので、これを一般財源化する、という考え方もある。
疑問:歳入はどこから来ているのか?どこが管理しているのか?
再び道路特定財源から見ると、その歳入は自動車重量税や揮発油税(ガソリン税)等からきている。特に揮発油税はその全額を道路特定財源に充てており、歳入の大半を占める。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-funds/sp-funds/sp-funds00.html
道路特定財源を管理するのは国土交通省であり、特に国土交通省道路局が管理する。
http://www.mlit.go.jp/road/index.html
この道路特定財源の歳出の方はいったいいつ決まって誰が決めているのだろうか?
2007年01月28日
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