2008年03月25日

気になるニュース『ドコモ携帯、基本ソフトの設計簡素化へ』

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080322-OYT1T00820.htm

 ドコモの携帯のOSにLinuxを搭載して話題になったのもつい最近の話だと思ったが(あの頃のLinux携帯は重かった・・・)、もうひとつのOS「シンビアン」の両者で日本のケータイのOS市場を賄っていると思われる。しかし海外の携帯電話に比べて日本の"ケータイ"はあまりにも高機能である上、速度を追求するためにその機能をOSに組み込んでしまっている為に、世界標準からかけ離れた存在になってしまっているらしい。

 したがって今後ドコモのケータイは、Googleが開発したアンドロイドと呼ばれるOSに統一化し、iモード、iアプリ、お財布ケータイなどの付加機能はできるだけOSから離して設計するようにするらしい。・・・でもきっとその最初の世代は昔のZaurusみたいにもっさりもっさり動くんじゃないかなぁ?

 2008年3月11日の記事に書いたように、出荷シェア6位でサイバーショットやウォークマン携帯で名を馳せたSONYのキャリアがDoCoMoから撤退する事が決まっている。その背景には上記のような理由があるのであろう。やはり多大なコストを必要とするハードは、世界市場をにらんだ戦略を立てなければならない、というところだろうか。

関連記事:グーグルが携帯向け基盤技術発表、SDKを1週間以内にリリース
posted by 柿03 at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2008年03月22日

気になるニュース『「日切れ」現実味 生活混乱“政治不況”の懸念高まる」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080321-00000951-san-pol

 衆議院で与党の自民・公明両党、参議院で野党の民主党が過半数を取っているために、政府が提出する案がなかなか通らない「ねじれ国会」が続いている。自民党は衆議院の3ぶんの2条項が使えると言うものがまた曲者で、これを濫用すると政府が民意を反映せず強引に可決させていると言う印象を与えさせる効果があるので、野党民主党も気軽に・・・というのも変だが、かたくなな否決の態度を崩さない。

 今回のニュースは、話題となっている道路特定財源の暫定税率だけではなく、その他の延長税率に関しても野党が難色を示して、政治運営に支障をきたす恐れが出てきているらしい。

 ま、それはともかくとして、今回注目したのは「オフショア取引」というものである。自分の一方的なイメージで説明させてもらえば、借りるお金も外国のもの、運営先も外国の金融機関、という国内の市場を介さずに行う取引の事である。よく行われるのは、税金が無い・もしくは非常に低い水準である地域(タックス・ヘブン)において資産運営を行うものである。

 とりあえず自分の説明で正しいのかわからないのでウィキペディアの項目で確認してもらいたい。
kaki03ノート@さくら ガソリン税と暫定税率(道路特定財源2)

 きっとこの法律の中で探してみれば、それっぽいのがあるはず・・・と検索してみるとそれっぽいものがあった。

租税特別措置法 第七条(特別国際金融取引勘定において経理された預金等の利子の非課税)

 それにしてもオフショア取引に関しては利子を非課税にしてるってのは思い切ったことやってるんですね。それだけグローバル社会で円の影響を強くしないといけないってことでしょうか。

posted by 柿03 at 04:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2008年03月19日

茶筌を使ったテキストマイニング with Excel

MyCOMの「Yet Another」さんの記事に、茶筌を使って自然言語を分割し、MUSASHIを使ってデータマイニングを行う手法を紹介している。

MyCOM コラム Yet Another 茶筌とMUSASHIで純和風テキストマイニング

Windows環境では、茶筌 for Windowsはあるが、MUSASHIに関してはcygwin用しかない。まあcygwinにあわせれば使えると思うが、ココではまずあえてExcelを使ってデータマイニングを行ってみたいと思う。とりあえずの目標は上記ページのように出現単語ランキングをHTML形式で出力する事である。
 今回記事とあわせるために、連載44回目をコピーし、ya44.txtとした。その手順は以下の通りである。

C:\ >chasen -F "%m,%H\n" ya44.txt > output.csv
csvファイルをエクセルで開いてエクセル形式で保存。
1行目を挿入して、項目として、「単語」「品詞」を追加。
[データ(D)]→[オートフィルタ(F)]・・・名詞を選択して、それを新しい表にコピー
=COUNTIF(範囲,検索条件)で出現頻度を出す。項目に「出現頻度」
表をコピー、[編集(E)]→[形式を選択して貼り付け]・・・値を選択して、新しい表にコピー
[データ(D)]→[フィルタ(F)]→[フィルタオプションの設定(A)...]・・・重複するレコードは無視するにチェック。それを新しい表にコピー。
[データ(D)]→[並べ替え(S)]・・・最優先されるキーに出現頻度を選択。

 結果的にいくつかのシートが出来上がるが、出来上がったシートはそれっぽいものである。TOP20をHTMLで保存したのが次のファイルになる。

ya44_r01.htm

 ただこの時点では、数字がランキングに入っているので主導で抜いてみた。それが次のファイルである。

ya44_r02.htm

 上の記事と比べて中々似ている結果が出力できたのではないか。このようにして、若干手間はかかるが、Excelを用いてデータマイニングを行う事が出来た。
 今後は、これらの記事の取得→単語の出力の自動化、相関グラフなどの作成について調べてみたい。
posted by 柿03 at 02:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報

2008年03月12日

モンテッソーリ教育から学ぶもの

 ふとした事から「モンテッソーリ教育」というものを知る機会を得た。

 ウィキペディア モンテッソーリ教育

 イタリアの医学博士、マリア・モンテッソーリが提唱したこの教育法は、児童が、運動・言葉・数学などにそれぞれ興味を持ち集中するような時期がある事を示し、それを「敏感期」と呼称して、その時期を見逃さず、また敏感期における児童の自発的学習を妨げずに促進させる方法を提案するものである。日本では幼児教育の現場で採用されていたりするようであるが、欧米などでは青年になるまでの一貫教育としても使われていたりするそうである。
 
 モンテッソーリ教育が見出している点は、興味→集中→習得への確かなステップを身につけさせるというところにあると思う。私たち誰でも、何かの時には異様に集中し、また繰り返し鍛錬をする事を苦にしないというときがあると思う。例えばゲームのクリアだとか。それはやはり多大な興味や自発的な行動に基づいているのであろう。それを考えて、何かを習得しよう、何かを成し遂げようと思う時にはこの方法論を加味する事は大きな近道になると思う。

 例えばプログラムを勉強する時でも、出来るだけ視覚的な成果がわかるようにする、法令を覚える時も五感をフルに使ってみる、プレゼンテーションを作り上げる時も、どうやったらみんなを楽しませられるかとニヤニヤしながらやるとか(笑。多大なる興味のスパイラルと自発的行動、そして五感でそれを感じる事がゴールへの近道になると思う。
posted by 柿03 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

電子情報通信学会学会誌 平成20年3月号

主な記事

・小特集 次世代コンピュータを支える超高速・超高密度インタコネクション技術
・DRMの技術動向
・電子の街「秋葉原(東京),日本橋(大阪)」への期待

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・小特集『カーボンナノチューブを用いたVLSI配線』二瓶久,栗野祐二
 現在LSIに用いられている配線はCu(銅)である.よく知られているように,微細化に伴ってCuは配線抵抗の増大が顕著になってくる.この記事ではこれを克服する手段の一つとしてカーボンナノチューブ(CNT)をとりあげている.カーボンナノチューブは最近つとにとりあげられている.カーボンナノチューブは,それこそポスト-シリコン半導体としても期待されているという記事を聞いた事がある.記事はなかなか難しくて自分には読みきれないが,カーボンナノチューブをCu配線と置き換えて,Si-半導体とどう共存させるか,という論文だと感じた.ともかくカーボンナノチューブがこれから大きく進歩していく事に期待したい.

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・解説『フィールドの魅力を掘り起こすフィールドマイニング』松村真広
 膨大で平坦なデータから,より価値のある情報やデータを掘り起こす技術としてデータマイニングというものがある.またそれを自然言語に応用したテキストマイニングいう研究もある.

 松村先生は,それを更に応用し身近な風景の中からある価値を見出すという「フィールドマイニング」という手法を提言されている.面白いのは参考文献に「アハ体験」の茂木健一郎先生や,トマソンで有名な赤瀬川原平先生を引用されている事である.このような挑戦的な試みを載せている学会誌にも天晴れというところだろうか.

 フィールドマイニングは,日常見過ごしてしまうような身近な風景に目を留めてもらうためにどのような仕掛けをすればよいか,またどのような仕掛けに人は目が留まるのか,という研究であると思われる.
 
 フィールドマイニングの実験例として面白かったのが,SNSのウェブ上の書き込みのように,実際の壁に「らくがきマップ」として近隣の住民に気軽に感想・写真などを貼り付けてもらってコミュニケーションツールとして使ってもらおう,という取り組みである.個人的な感想だが,日本人は,このこのような個性がある程度ぼやけるような主張に関しては敷居が低い.メッセンジャーで写真をアップする人は少ないが,アバターは以上に盛り上がる,といった具合にである.地域活性のため,またはフィールドマイニングという観点からも,この緩いつながりをもつ「らくがきマップ」は使い方によってはかなりおお化けする可能性があると思う.

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・オピニオン『電子の街「秋葉原(東京),日本橋(大阪)」への期待』南正輝
 記事は秋葉原・日本橋・大須等が電気街として,電子工作やアマチュア無線,PCパーツ,果てはアニメ・ゲームやフィギュアに至るまで,創造力をかきたて,また刺激する環境の場として提供してきた事を示唆するものである.
 
 秋葉原は一昔前の電気街としての一面をがらりと変えて,「秋葉原の代名詞となったメイドカフェ」を代表するようなアニメやゲームを中心とする業界が席巻している.この議論ではともすれば電気街の変容に関しての苦言をつらつらと述べがちであるが,著者はそれもまた「専門分野」として受け入れ,またそのように注目されている時だからこそ,電気街が持つ創造力を発現していくべきでは無いかと述べる.

 著者は「電気街育ちの筆者としては,変貌する電気街を悲観的に見るのではなく,少しでもギャップを埋めるために電気街を積極的に活用する前向きな姿勢をも大切では無いかと思っている.電気街は技術をみて触って学べる場所である」と述べる.私もやはり大きなモノ作りのうねりを生み出す為には相応の環境が必要であると思うとともに,それを研究者の視点から発言される著者の意見はなかなか貴重であると思う.
posted by 柿03 at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報

2008年03月11日

気になるニュース『ソニー・エリクソン、ドコモ向け携帯の開発見直しへ、端末市場の飽和にらみ』

http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200803110006.html

 cyber-shotケータイやウォークマンケータイを発売しているソニー・エリクソンモバイルが携帯市場からの撤退を発表したようだ。Docomo向けに関しては今後新機種を投入しない意向の模様。

 cyber-shotケータイなどはドコモショップなどでも目が惹かれる存在だけに、撤退発表は驚きである。しかし記事にあるように機種ひとつを開発するのに約100億円もかかるようでは、ユーザーが飽和状態になっているこの時期に改修するのは難しいのかもしれない。ひとつの製品を作るのに多大なコストがかかってしまうという問題は、最近の次世代ゲーム機のソフトを思い出させる。

 それにしても、SOシリーズはそんなに売れなかったのか?携帯販売ランキングを見てみる。

携帯販売ランキング(2月18日〜2月24日)@ITmedia
携帯販売ランキング(2月25日〜3月2日)@ITmedia

 ランキングをみればわかるように、上位はSHとPが競り合って独占している。

2007年の携帯電話端末の国内市場動向@日経ネット

上記記事によれば2007年の出荷シェアは

1位:SHARP
2位:Panasonic
3位:富士通
4位:東芝
5位:NEC

 となり、そして更にソニー、三菱と続くようである。三菱は既に撤退を表明しており、一定のシェアを有していても撤退を余儀なくされる構図が浮かび上がる。

posted by 柿03 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース