しかも今回の記事はOSがWindowsと言う事である。普通この手の事をやる時はLinuxが主役になるはずだが、ここはあえてより多くの人に出来るように、と言う事でWindowsを選択したのだろう。この記事で興味を覚えたのはWindowsのルーティングテーブルの表示方法である。その方法は、コマンドプロンプトから
> route print
と打ち込むことで可能となる。
図は実際にroute printコマンドを打ち込んだ例である。このマシンはVPNを組んでいるので、その分ちょっと複雑になっている。
この表はどうやってみたらいいのだろうか。優先順位が上からになっていたら、0.0.0.0/0なので、全てのアドレス先が一番上にヒットしてしまうが・・・。
最近のノートPCだと、無線LANと有線LANポートの両方が付いていることが多いので、この場合のルーティングテーブルがどうなってるかも確認してみたい。例えば両方有効になってYahooやGoogleを見に行った時に、どうやってアクセスするのか?などこれでわかるかもしれない。
XPのルータ有効化
また、WindowsXPの場合、IPルーティング設定が無効になっているらしく、レジストリを書き換えて有効にする必要があるらしい。それは以下の場所である。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\
Services\Tcpip\Parameters = 1
これを設定した後、コマンドプロンプトで
> ipconfig /all
を打ったときに
IP Routing Enabled ..........:Yes
が出るそうである。まあレジストリの書き換えはちょっと恐いのでこれは差し控えておく。
確かLinuxで同じような事をする時はカーネルコンパイルの時点で何処かのオプションにチェックを入れなければいけなかったような・・・それもそのうち探してみたい。