福田内閣のもとで揮発油税(ガソリン税)の暫定税率の期限切れに関する問題が話題になっている。
揮発油税は以前述べたように、期限付きの暫定税率で少々高く設定されており、その期限がこの平成20年3月までという事である。
まずその揮発油税のそもそもの法的根拠は「揮発油税法」にある。
総務省法令集:揮発油税法
そして話題の暫定税率は「租税特別措置法」にある。
総務省法令集:租税特別設置法
第六章第三節の項。
法によれば、揮発油税法では1キロリットルあたり2万4300円であるが、暫定措置として4万8600円となっている。ほぼ2倍の違いである。