2007年08月31日

気になるニュース 『「イミダス」「知恵蔵」休刊へ ウェブ版として存続』

http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070831/wdi070831001.htm

 毎年分厚い束で平積みされる「imidas(集英社)」と「知恵蔵(朝日新聞社)」が2007年版を持って休刊されるそうだ。現在では創刊時の10分の1しか売れていないというのだからそれも致し方ない。トップの「現代用語の基礎知識(自由国民社)」は存続するらしい。それにしても二誌とも歴史が古いと思っていたのだが、それでも20年ほどだというのは驚きだ。
 これら時事用語辞典系を追い込んだのはインターネットの普及以外にあるまい。浅くても曖昧でもいいから、できるだけ広く早く、これはインターネットが最も効果を発揮するところだ。「現代用語の基礎知識」にはてなキーワードを載せるようになったのもうなずける。
 ところでもうひとつの平積み雑誌「日本の論点(文芸春秋編)」の発行部数はどのような状態なのだろうか。
posted by 柿03 at 23:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2007年08月13日

サブプライムローンとは

サブプライムローンとは、主にアメリカ合衆国における住宅ローンのうち、優良顧客(プライム層)向けではないローンを言う。(ウィキペディア サブプライムローン)
貸付審査基準が甘い、高金利である事が特徴。
サブプライム問題は、日本における消費者金融問題とよく似ている。

「サブプライムローンは、所得や信用力の低い人向けの消費者金融の一種で、自動車や住宅などを担保に年率20〜30%の高金利で貸し出すものです。米国では総世帯の約4割が年収2万5000ドル以下で、サブプライムの対象になるといわれ、市場が非常に大きいのは確かです。 」(FujiSankei Business http://www.business-i.jp/news/for-page/naruhodo/200707120005o.nwc )

サブプライムローンの問題点はその金利の設定方法にあるだろう。最初の数年間は低金利でよいが、数年後は通常よりも高金利での返済を迫られる。この手法は、「最初は少しずつ支払って、儲けるようになってから(あるいは地価が上がってから)返していけば良いですよ」という巧みな罠を仕掛ける事ができる。もっと言うと「金利が高くなってしまう頃には、金利の低いプライムローンに乗り換えればお得です」という甘言も可能だ。このシステムは地価・住宅価格の長期的な上昇や、好景気による所得の増加を前提としている。2005年ごろから米国では金利が上昇し、借り手は予想よりもより多くの金利で返済を迫られる事となり返済が不可能となるケースが多発したという。この程度の想定外でデフォルト率があがるだから、如何にサブプライムローンが薄氷の元で成り立っていたかが分かる。


サブプライムローンはその手軽さから、将来の値上がりを期待して高級リゾート地などに投資するという使われ方もされている。したがってその値上がり予測の破綻、いわば地価バブルがはじけるとこれらのローンが焦げ付く事になる。更にこのローン債権は証券化されて、機関投資家などが購入して資産運用に用いている。すなわちサブプライムローンの焦げ付きはこれらのファンドへの信用問題へと繋がる。株式市場などへの影響はこれらファンドへの信用問題からくる。今年の株式市場の低迷は格付け会社によってこれらのローンで資産運用しているファンドの格下げを行った事が影響している。更にこれからどれだけの損失が出るのかが不透明な事も懸念材料と言える。

ウィキペディア サブプライムローン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3

大和総研/コラム:サブプライム問題の本質
http://www.dir.co.jp/publicity/column/070322.html

はてなダイアリー:サブプライムとは
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b5%a5%d6%a5%d7%a5%e9%a5%a4%a5%e0

サブプライムローン問題って何だろう?
http://www.sabuprime.com/

東洋経済オンライン サブプライムから始まった深刻なバブル破裂
http://www.toyokeizai.net/online/topics2/?kiji_no=25
posted by 柿03 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済

2007年08月08日

キャッチセールスに初の行政処分

 訪問販売等の強引な勧誘による商取引は、まず被害者がその旨を消費者センターなどに訴えて事実関係が明らかにされなければ問題として提起する事が出来ない。しかし一体どの部分が問題だったのか、そもそも甘い考えで契約してしまった自分に非があるのではないか、等と考えてしまい躊躇してしまうのも実情だ。特定商取引法では、これら特殊形態の商取引について明確な説明責任を明示し、これに違反した場合には行政側が処分を下す事が可能である。

http://www.meti.go.jp/policy/consumer/070808vn.pdf

 今回の行政処分は、キャッチセールスとしては初めての事だそうだ。キャッチセールスはそもそもマルチまがい商法の第一歩でもあるので、是非厳しくチェックして欲しい。しかしその線引きとチェックが難しいのもまた現実であろう。今回のケースはきわめて計画的かつ日常的に行われていたと言わざるを得ない。そしてその被害額も甚大である。特定商取引法はこのような問題を解決する手段として今後も活躍して頂きたい。
posted by 柿03 at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2007年08月06日

Linux Cソースからrpmパッケージまで

最近Linuxで新しいソフトウェアを入れたいと思ったら、大抵はapt-get installで済ませてしまう。あのライブラリのバージョンが無くて…とか新しすぎて…なんて事も無くなって来た。
 そのちょっと前はrpmコマンドを使ってて、これは依存関係は教えてくれるが自動でその問題を解決してくれるわけじゃない。更にその前はtarball(tarボール)、いわゆる〜.tar.gzというパッケージを取ってきて、configure、make make installというお約束の手順をふんでいたわけだ。
 そもそもLinuxのプログラムはC言語(か他の言語)で書かれたファイルの集まりにしか過ぎないわけで、それをコンパイルコンパイルコンパイルと何度もやった挙句に実行ファイル(バイナリファイル)が使えるようになるのは変わってないはず。ここではそのソースファイルの集まりからRPMパッケージになるまでどのような付加価値が付いてくるのか考えてみる。

 一番最初は make である。makeはおなじみの三つの手順がある。

> ./configure
> make
> make install

configureはインストールされるコンピュータのOS、CPU、入っているライブラリ等を調べる。makeではMakefileに書かれてあるようにコンパイルが実行される。そして最後にmake installで指定の場所に実行ファイルがコピーされる。

 さて、これらをまとめて一つの書庫にしたのが〜.tar.gz、いわゆるtarballである。

「IT media エンタープライズ:Linux Tip ./configure;make;make installにはどんな意味がある?」


 次にRPMである。RPMではよく知られているように、ソース版のSRPMとバイナリ版のRPMがある。両者はビルド(コンパイル)前と後の関係である。ではrpmパッケージの正体は何であろうか。
 平たく言えば、rpmファイル=tarball + SPECファイルと言っていい。SPECファイルにはインストールする場合の依存関係やその手順が書かれている。rpmbuildを行う事によって、tarballとSPECファイルからSRPMまたはRPMができる。

スタックアスタリスク:カスタムRPMの作成

以上の事をまとめるとそれぞれは次のような関係になると思われる。

rpms.jpg

 さて、tarballの時とRPMパッケージの時では何が変わるだろうか。Linuxのオーディオプレイヤーxmmsを見てみる。tarballはSourceForge.netにある。

http://sourceforge.net/projects/xmms/

そして、RPMパッケージは例えばVineLinuxの場合こんなところにある。

http://ftp.kddilabs.jp/pub/Linux/packages/Vine/Vine-3.2/i386/Vine/RPMS/

 まずtarball+SPEC→RPMとなった後は、該当するプロセッサのアーキテクチャが限定される。上述の場合はi386である。これは大抵のパソコンはi386だろうから問題も無いだろうが、組込み機器なんかにLinuxを入れる時に困るだろう。tarballの場合、該当するアーキテクチャのgccがあればよい。
 もう一つはディストリビューションが限定される可能性があると言う事である。上述のはVineだし、Degian/GNUはそもそもRPMではなくDEBというパッケージシステムを採用している。
posted by 柿03 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報

日本のエネルギー事情を考える

 ご存知の通り、日本のエネルギー事情はかなり悪い。エネルギーの基本となる石油、石炭、天然ガスは殆ど輸入に頼っている。19世紀は石炭の時代、20世紀は石油の時代と言われた。特に日本は石油を中東アジアに依存している。

-サウジアラビア 26.2%
-アラブ首長国連邦 25.0%
-イラン 15.0%
-カタール 9.0%


日本石油業界
-1.新日本石油
-2.出光興産
-3.新日鉱ホールディングス(ジャパンエナジー)
-4.東燃ゼネラル石油
-5.コスモ石油


日本の原油確保として重要視されているのがサハリン油田である。サハリン州(樺太)の海底油田の開発は90年代から進められてきたが、2006年現在進めらているサハリンプロジェクト、サハリン1、サハリン2はロシア政府の意向により中止になったり、また再開になったり、とひと悶着を起こしている。もしこのサハリン油田が日本へ輸出されたとすると、石油で6%、天然ガスで14%を確保できるとされる。

また、伊藤忠商事が中心となってアゼルバイジャンでの油田プロジェクトも進められている。

日本のエネルギー事情を管理・調整しているのは資源エネルギー庁であるようだ。

参考リンク
-経済産業省 資源エネルギー庁
-ウィキペディア サハリン2
-サハリン大陸棚石油・ガス開発と環境保全
posted by 柿03 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済